低温やけど
東新宿駅前皮ふ科の高江です。
寒い日が続き、カイロや湯たんぽ、電気毛布・カーペットなどを使うことが多くなる季節です。これら暖房器具によっておこる、この時期特有のやけどに、低温やけどがあります。
低温といっても、保冷剤などが原因になるわけではなく、短時間の使用ではやけどを起こさない温度(40℃~50℃程度)の器具などが、皮膚の同じ場所に長時間あたっていることにより生じます。カイロを張ったまま寝てしまった、布団に入れた湯たんぽに足が乗っていた、など。
低温やけどは、低温であっても長時間であるために、深いところまで皮膚の組織が損傷していることが多く、治療に時間がかかる上、ほぼ傷あとが残ります。
カイロを貼りっぱなしにしない、湯たんぽは布団に入る時に布団の外に出す、電気毛布は寝るときは消すなど、予防が最も大事です。
それでも低温やけどになってしまったときは、すぐに皮膚科へ。症状に合った飲み薬や塗り薬を使用し、回復を早め、傷あとをなるべく目立たなくするお手伝いができます。ご相談ください。
院長 高江
にきびの治療
東新宿駅前皮ふ科の高江です。
本日は、当院でも受診される方が多い、にきびのお話です。
にきびは「尋常性ざ瘡」といい、思春期以降に主に顔面や胸、背部の毛包に生じる疾患です。毛包は毛を包む袋状の構造をしており、その入口を「毛孔」といい、その毛孔付近の毛包内に皮脂を分泌する「脂腺」という構造があります。
性ホルモンの影響により、①脂腺からの皮脂の分泌の過多 ②毛孔の角化 ③毛包の炎症 が起き、様々なにきび(白にきび、黒にきび、赤にきび)が生じます。
にきびでは、①②③それぞれに対して治療が必要で、患者さん毎に治療の方法が異なります。塗り薬だけで改善する方もいれば、しばらく抗生物質の内服が必要な方まで様々です。
また、保険診療での治療で改善が乏しい場合は、ケミカルピーリングやレーザーによるにきび治療もご提案しています。
なかなか治らない、治るけど繰り返すにきびでお悩みの方は、ぜひご相談ください。
院長 高江
明けましておめでとうございます
東新宿駅前皮ふ科の高江です。
明けましておめでとうございます。
本年も、安全・安心な医療をご提供できるよう、努力する所存です。
皮膚に関するお悩みがございましたら、ぜひご相談ください。
本年もよろしくお願いいたします。